仕事を終え、駅の階段を下りると今の季節、毎夕お囃子が聞こえます。
このお囃子はいつから始まったものでしょう。
わが町は、駅を降り立った所にテントをたて、子供たちがお囃子の練習をします。
このお囃子は、我が家の町内とは違うので、私は参加をしたことがありません。
でも、毎年この季節このお囃子を聞くとほっとするのです。
かつてはお囃子を指導するのは、おじいさんたちでした。
最近は子供たちに交じって笛を吹いているのが、若いお母さんだったり、セーラー服の女子高生だったり。太鼓をたたくのが大学生くらいのお兄さんだったりします。
きっとこの人たちは子供の頃からこうやって駅前でお囃子を練習して大きくなったのでしょう。
そして、今練習中の子供たちが大きくなると、またこのテントに集まってきて子供たちの指導に当たるのでしょう。
私たちが子供のころは、この町が住宅地として発展し始めたときでした。
母校の中学校も私が4期生という新設校でした。
それが今では、「親子そろっての母校」(我が家もですが)という家庭がクラスに何人もいるようになりました。
我が家も校歌をよく親子で口ずさみます。
子は今の生活を楽しく思いながら。母は懐かしい思い出に浸りながら。
親の代から子の代へ…。
受け継がれるものがあることは素晴らしいことですね。