「本日のレッスン1人 マグダ・オリヴェーロの83歳の歌唱」
声楽レッスン&辛口批評
本日のレッスン1人。夜は録音。
Ichiさんの伸びは中々のものです。ただフレーズの最後までお腹の緊張を保てません、今日はその点の改善を目指して集中してレッスンしました。
前回のレッスンの後、マグダ・オリヴェーロ(1910年 - )の2002年(?)のイタリア放送のドキュメンタリーで2曲聞きました。一曲目はバッハ・グノーの”アヴェ・マリア”を教会で歌った、1991年のプライヴェートの録画で、二曲目は1993年のコンサートでチレアの”アドリアーナ・ルクヴルール”の一幕のアリア”私は神のしもべ”です。80歳を過ぎているのにその気迫は凄いものです。此れを見て勉強して欲しいのは、まず歌うときの気持ちの持ち方です。深い所で覚悟があります。そして体全身で歌う事。ですから声帯は若い頃に比べれば、勿論かなり鳴らないけれども、声は揺れていません。高いH(シ)の音が凄い迫力で出ています。もう一つ、私の生徒に絶対学んで欲しい事、それは口の開け方です。緊張を持って奥から開けています。私の口の開け方とほぼ同じです。此れに関してその内詳細に述べます。
このマグダ・オリヴェーロの録画がいい影響を与えたようで、Ichiさんは先週より良くなっていました。
生徒には出来る限り多くこのような刺激を与えなければいけないと思う次第です。
今回は此れまで。