遅ればせながら、今日観てきた。
http://www.always3.jp/
3D映像とサラウンド音響で臨場感は文句なし。
細かいところまで、小道具やCGで昭和39年を再現している。
いや、それ以上に当時の空気や人情が再現されているのが胸に沁みた。
ネタばれになるので、ストーリーには触れないが、表現されていたものを挙げてみる。
ゴム動力プロペラ飛行機:これが飛んでいく映像はお馴染みのものだが、ここで私は涙がこみ上げてしまう
東京タワー:さすがに3Dの迫力満点。
カラーテレビ:東京オリンピックに合わせて購入する家がチラホラあった。我が家は白黒のままで、「♪うち〜のテレビにゃ色がない、となりのテレビにゃ色がある。あらま綺麗と良く見たら、サンヨー・カラーテレビ」というCMが流れるたびに羨ましく思った。
そういえば当時はカラー放送が始まったばかりで、カラー放送番組には「カラー」というテロップが出ていた。 このテロップを白黒で見る無念さを思い出す。(笑)
ミゼット:第一話から鈴木オートはずっとこれ。
エレキギター:ビートルズより、ベンチャーズのインストものが当時のギター少年には人気。
ブルーインパルス:浜松の航空自衛隊だったと思うけど、この再現シーンに胸が熱くなった。
大松監督:日本オリンピック女子バレーの監督で著書「俺についてこい」が売れた。
東洋の魔女:決勝でソ連を破り優勝した大松監督率いる女子バレーチーム。回転レシーブがかっこよかった。
冒険少年ブック:当時の漫画月刊誌に、「冒険王」「少年」「少年画報」「少年ブック」というものがあり、これらを合成した命名だと思える。 漫画が大好きだった私は少年と少年ブックを本屋さんに宅配してもらって読んでいた。読み終わると友達の冒険王、少年画報と交換して読んでいた。この他にも少年サンデー、少年マガジンを毎週買って、友達の少年キングと借りて読み、週刊誌も制覇していた。アホな子供だったのだ。
みゆき族:銀座のみゆき通りにたむろしている、アイビー系のファッションのニイちゃん、ネエちゃん達。 私は当時静岡県清水市に住む小学三年生、テレビでしか見たことなかった。レナウン娘のCMソングも流行りましたな。
シェー:赤塚不二夫作「おそ松くん」に登場するイヤミ氏がびっくりしたときに発する叫び(?) クレージーキャッツのハイそれまでよ、あんたの息子を信じなさいなどとともに、子供達に爆発的に流行った。当時小学生だった人なら、誰でも自分の「シェー」写真の一枚は持っているだろう。
東海道新幹線:東京オリンピックの直前に走った、男の子みんなの憧れの乗り物「こだま」と「ひかり」だった。超特急という言い方も最近は聞かなくなった。
夕日:今も美しい夕日だが、「いつまでも美しい思い出」をこの夕日に暗喩しているのだと思う。夕日の野を飛ぶ赤とんぼがいろんな人の心の揺らぎのようで綺麗だった。
親と子:これが今回はとても美しく描かれている。子の道を開いた父。その子もまた同じ方法で子の道を開いてやることに。社長と従業員の心遣い。新たな命をもうけた親子。
いろいろ挙げてみたけど、観にいって本当に良かった映画。お薦め!

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