手足が3本云う事を効かないキキをタオルの上に置くと、他の5匹がそろそろと近づいてきます。
おっ!さすがはファミリー、あんた達もキキの事が心配だったのよねぇ〜♪
そうそう、優しく舐めて・・・あげるかのかと思ったら、クンクンと匂いを嗅いでいます。
??まず子猫たちが動けないキキに対して威嚇の「ふうーっ!!」という声を出して攻撃しようとします。
「こらあーっ!!何すんのよ(`_´)//」
私はビックリしましたが、反射的に子猫たちを追い払いました。
子猫たちが驚いて逃げると、今度はテンテンがやっぱり匂いを確かめています。私もさすがに今度は警戒しながらテンテンを見ていましたが、悲しい的中。。。テンテンもやっぱり威嚇して、でも私が睨んでいるので威嚇だけで退散してしまいました。
なんだかやるせなくなってきます。
最後にミミが私に向かって可愛く鳴きながらキキの側に行きます。
…おっ♪やっぱりママは違うね♪ちゃんと自分で産んだ子供は暫く離れていたって解るよね(*^。^*)…と、安心した次の瞬間「うぅぅー」ミミも威嚇のうなり声を上げたのです。
おかあさん、余りの情けなさに目頭がウルウルしてきます。
その時おばあちゃんが一言
「やっぱり畜生やな…」
キキはとても不安な目をしてか細い声で私に何か訴えています。
とても悲しい現実。。世間一般でそうなのかウチのバカ猫たちだけの事なのかは判りませんが、…ウチの猫たちは4日程離れている間に自分の兄妹や娘を認識できなくなっていたのです。
恐らく路上で過ごした何日間かでキキの匂いは別の匂いになっていたのでしょう。猫は姿形ではなく匂いで仲間(ウチはファミリーですが)を見分けるみたいです。ただ、たったの4日程でまさか自分たちの兄妹を見分けられなくなっていたなんて、ましてや親がお腹を痛めて産んだ我が子を忘れるなんて私には想像も出来ませんでした。
私に突きつけられた何度目かの野生の本能は、とても悲しい野生の本能でした。
そして、そんなファミリーの鬼の様な洗礼を受けたキキはすっかり脅えてしまい、この窮地を救ってくれるのは実のママ猫ではなく、人間ママだという事をこれまた本能的に悟ったらしく、私が側を離れると残った左手一本でついてこようとするのです。ホントこの姿は今思い出しても泣けてきます。
とにかく私はバカなにゃんこファミリーを手荒くゲージに閉じ込めてしまってから、キキの傷みを和らげる方法を考える事にします。

そうだ!骨折にはギブスよね)^o^(
おかあさんは堅い段ボールを添え木代わりにして、圧迫包帯でグルグルと巻き付けます。
すると、どうでしょう(・・||||rパンパンッ
キキは両手を使って上半身を起こし、ダランとなった後ろ足を引きずって歩こうとするのです。
「ダイブ楽そうだわ♪」。。。
人間だったら、瀕死の重傷の手前(?)ぐらいだと思うのですが、さすがは野生?凄い生命力です。
でも、骨折している事には変わりないのでそっと抱き上げ箱の中に入れます。
もう少しだけ我慢してね。

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